3000年前のギリシャ神話にまつわるサジーの由来

何十万年もの歴史を持つ古代ギリシャにおいて、ギリシャ神話の歴史は紀元前15世紀頃まで遡ります。

なんとサジーは、そんな紀元前のギリシャ神話にも登場していたのです。

ギリシャ神話の資料に登場するサジー

サジーの学術名である「ヒッポファエ」はラテン語で「輝く馬」という意味があります。これは、馬がサジーを食べたことで輝く毛並みを手に入れたことが由来とされています。

ギリシャ神話に関する資料にも、サジーの由来とそれに即した出来事が記されています。下の画像はその資料の一部です。

ギリシャ神話資料

ラテン名の“ヒッポファエ”(サジーの学名)は文字通り『輝く馬』に翻訳されます。

古代ギリシャの伝説では、レースのために食事制限をしている馬に“サジー”を与えたところ、その馬は輝く毛並みを手に入れたとされています。

さらには美しい毛並みだけでなく、病気の馬には健康も与えていました。

また、ギリシャ神話では“サジー”は空を飛ぶ馬『ペガサス』の大好物でした。

上記資料和訳

サジーはペガサスの好物

馬ととても関係が深いサジー。そんなサジーにはこのような資料が残されています。

北半球で大きな翼が星座になっており、ギリシャ神話で空を飛ぶ馬として知られる『ペガサス』も“サジー”がお気に入りだったということで有名です。

上記文章和訳

ペガサスが持つ立派な翼と白く美しい毛並みは、サジーの恩恵なのかもしれません。

サジーと馬にまつわる話は他にも

13世紀、モンゴル帝国初代皇帝となったチンギスハン。彼が率いていた馬とサジーには、密接な関係がありました。詳しく知りたい方は、下記のURLよりご覧ください。

サジーはチンギスハンの宝物

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