サジーの歴史

サジーとアーユルヴェーダ

最古の伝承医学アーユルヴェーダ

皆さんはアーユルヴェーダをご存知でしょうか。
エステやコスメなどの美容業界では知らない人はいないほど認知されている美容と健康法です。

太古から現在へ、伝え継がれるサジーの実力

アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダでは5000年という気の遠くなるような時間を経て人々が効果があるか、副作用はないかを確認し伝承してきました。そんなアーユルヴェーダでサジーは免疫力を高める植物として伝えられてきました。

世界にたった79種類、選ばれた植物サジー

何万種類もの植物が存在するなかでアーユルヴェーダで認められている原料数はWikiPediaでたったの79種類の中に サジーが登場します。

Wikipedia
Wikipediaのアーユルヴェーダの記事中にもHippophae(サジー)の名前が

ピンク網掛けの翻訳:
アーユルヴェーダに使われた植物
Hippophae(学術名)=サジー
参考URL:http://en.wikipedia.org/wiki/Category:Plants_used_in_Ayurveda

アーユルヴェーダの本場でもサジーは大活躍

インド医学界のジャーナル
アーユルヴェーダの本場インド医学界のジャーナル

ピンク網掛けの翻訳:
アーユルヴェーダではサジーを飲むことで風邪や肺炎、ウイルス感染症、抗炎症、去痰治療として規定されています。
参考URL:http://www.japi.org/june_2013/06_oa_immunomodulating_and_antiproteinuric_effect.pdf#search=’Ayurveda

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サジーと古典医学書

サジーは古典医学書にも登場する優れもの

四部医典(8世紀(約1200年前)編集著作医聖ユトク・ニンマ・ユンテングンポ)チベット医学の書。

四編構成から四部医典と呼ばており、四部医典は(伝説上の秘典であり)難解であ ったが、800年以上の時を経て1688年四部医典タンカ全集が作られました。

四部医典タンカ
赤丸で囲っているのがサジーです
四部医典タンカ
四部医典タンカ に掲載されているヒッポファエ=ラムノイデス (サジー)

チベットでは、中国などの周辺諸地域から様々な医学を得ましたが、最も影響を受けたのはインドのアーユルベーダであったそうです。

四部医典タンカでは、チベット医薬学の基礎、人体の解剖学的構造、生理機能、疾病の病因・病理・ 症状、疾病の診断方法と治療原則、薬物の種類・性味・用法、飲食、起居、衛生保健の知識、医療者の道徳と 心得などを系統的に描写ています。

四部医典タンカ
からだの構造を絵で分かりやすく描いている四部医典タンカ

このように膨大な絵画によって系統的に医薬、科学、実践技術を紹介した医典は、世界の歴史上ほとんど類がないそうです。

タンカは、チベットの寺院にある絵のことで、タンカに描かれるのは、仏像、物語、風景です。 それは文字を解さない人たちに、絵をもって仏教を図解したものです。

チベット医学では、この伝統をうまく利用して、難しい内容を、絵で分かりやすく表しています。 医学の理論、人間の生理、診断の方法、薬草などの絵は、描写がとても正確で、 それを見る人を驚かせます。

四部医典タンカ
四部医典タンカは薬草や薬剤も絵で分かりやすく描かれている

その古き医典のなかでサジーは薬物として登場しています。
それは古くからサジーが人々に食されてきたことを意味し、それは副作用などのない食経験による安全性の証明にもなります。

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サジーとギリシャ神話

ギリシャ神話に登場する馬とサジーにはこんな関係があった

Hippophae(ラテン語でのサジー)を翻訳すると、輝く馬となります。

ギリシャでの言い伝えによると競走馬や病床の馬などにとても有効で、ギリシャ神話ではペガサスの好物であったとあります。

ギリシャ神話資料
ギリシャ神話に関する資料
ペガサス
ギリシャ神話に登場するペガサス

サジーはジンギスカンの宝物

13世紀、中国から東ヨーロッパまで勢力を拡大し、最大の帝国を築いたジンギスカンは3つの宝を大切にした。それは、洗練された戦闘部隊、厳しい戒律、そしてサジー。

ジンギスカンの部隊はサジーを食べて無尽蔵のエネルギーを得ていた。

ジンギスカン資料
ジンギスカンに関する資料
ジンギスカン
サジーを食べていたジンギスカンの部隊

【参考】 http://www.paleopronow.com/image/data/Clinical-Studies/dodrops/HealthBenefitsOfSeaBuckthorn.pdf

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サジーの歴史と伝説

歴史でわかるサジーの実力

カナダ農業食料省のホームページ
カナダ農業食料省(AAFC)HP

カナダはサジーの研究先進国の一つで、
国策として、サジーの農業支援をしています。

そんなカナダの農業食料省データにサジーの歴史にまつわる情報がありました。
その一部を紹介します。

カナダ農業食料省データ
赤丸はカナダ農業食料省のものであることを記載
カナダ農業食料省データ
チェルノブイリ原発事故にサジーが使われたことを示す記事

翻訳: 火傷、床ずれ、湿疹(アトピー/他文献含む)と放射線障害など、さまざまな皮膚障害を治療するために軟膏にも取り入れられました。例えば、1986年に、チェルノブイリ原発事故犠牲者の多くが沙棘によって治療されました。また、オイルは内服して胃と腸の病気にも取り入れられました。

カナダ農業食料省データ
ロシアの宇宙飛行士とサジー との関係について書かれた記事

ロシアの宇宙飛行士にも、彼らの健康アップとストレスに対する抵抗力を強化するために沙棘飲料が提供されました。宇宙に最初に行った果実ジュースはサジーだそう。

また、1988年ソウルオリンピックにて、中国代表のオリンピック選手たちが国の指定飲料としてサジーを飲んでいた。

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