種類によって栄養価が異なるサジー

サジーは、種によって、背丈や果実の大きさや色、形状、成分などの特徴が異なります。

様々な種類のサジー

標高が高く、年間降雨量の少ない地域に生息するサジーは生命力が強く、より栄養価が高い果実を実らせます。厳しい環境を生き抜くため、長い時間を掛けそれに適応すべく自ら様々な成分を生成したと考えられています。

6種 12亜種
無皮組
Hippophae(ヒポファエ) ※sinensis (シネンシス サジー)ビコアサジー
yunnanensis (ユンナンネンシス サジー)
turkestanica (トルケスタン サジー)
mongolica (モンゴリカ サジー)
caucasia (カウカシア サジー)
rhamnoides(ラモノイドス) carpatica (カルパティカ サジー)
fluviatilis (フルビアティルス サジー)
rhamnoides (ラモノイドス サジー)
有皮組
goniocarapa(ゴニオカーパ) goniocarapa (ゴニオカーパ)
litangensis (リタンジンシス サジー)
neurocarpa(ニューロカーパ) neurocarpa (ニューロカーパ サジー)
stellatopilosa (ステラトピオサ サジー)
有皮組 gyantsensis (ジアントセンシス)
有皮組  salicifolia (サリシフォリア)

※シネンシスサジーのブランドの一つであるビコアサジーの実は小ぶりですが、環境の厳しい乾燥地(砂漠など)でかつ標高の高いところに自生できる能力をもっています。栄養価も豊富なため、他のサジーよりも産業価値が高いとされています。

最近の研究では、6種17亜種存在しているともいわれています

サジーの有皮・無皮組の分布図

サジーの種類ごとの分布図

★マーク:サジーの中でも非常に栄養価が高いシネンシスサジー (ビコササジーはシネンシスサジーでかつ限定的な過酷な環境(地域)で生息したもの)

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