『肥満マウスにサジー葉茶を飲ませたところ、体重増加を抑制し、内臓脂肪の蓄積が抑えられた』という研究結果が発表されています。

食事誘発性肥満マウスにおける粉末シーバックソーン(サジー)葉茶の抗内臓肥満作用および抗酸化作用

高脂肪食を与えている肥満マウスに対する粉末サジー葉茶の効果を検証するため、肥満マウスに2種類の用量(1%および5%)のサジー葉茶を6週間与えました。

結果、サジー葉茶を与えたマウスでは、用量依存的に体重増加が抑制され、高脂肪食のみを与えた対照マウスと比較して、内臓脂肪、血漿中のレプチン、中性脂肪、総コレステロールの濃度、ALT活性が有意に低下しました。

また、サジー葉茶を与えたマウスは、肝臓の中性脂肪とコレステロールの濃度、および脂質の蓄積が減少し、一方で糞便中の脂質の排泄が上昇しました。

肝臓の代謝酵素であるCYP2E1の活性や、肝臓および赤血球の脂質過酸化物は、サジー葉茶の補給により有意に低下しました。また、肝臓および赤血球の抗酸化酵素であるSODやCATの活性はサジー葉茶の補給により用量依存的に増加しました。

これらの結果から、サジー葉茶は、高脂肪食誘発肥満マウスにおいて、脂質代謝および抗酸化物質代謝の調節を介した抗内臓肥満および抗酸化作用を有する可能性が示されました。

<参考文献>

Hae-In Lee, Mi-Su Kim, Kyung-Mi Lee, Seok-Kyu Park, Kwon-Il Seo, Hye-Jin Kim, Myung-Joo Kim, Myung-Sook Choi, Mi-Kyung Lee(2011)/Anti-visceral obesity and antioxidant effects of powdered sea buckthorn (Hippophae rhamnoides L.) leaf tea in diet-induced obese mice/Food Chem Toxicol./49/2370-2376